警報が出て休校になった

警報が出て休校になった。今日が、今週では唯一の登校日だったので、これで丸々一週間休んだことになる。そんなに休んだという感覚はない。これを休みと言うのであれば、休みなんてのは、そんなに大切にすべきものじゃないな、と思う。

警報は大雨・洪水が出た。だから、夜はぐっと冷えた。

さっきまで、いつもの格好で、いつものように外を走っていた。気温は測るものでなく、感じるものだと思う。いつも走っていれば、肌で感じられるからだ。ここ数日ですこしずつ冷えてきていたし、今日はまた一段と冷えた。

明日は、お好み焼きを食べに行くらしい。本当は行きたくない。お金に余裕がないからだ。それにあまり意見の合わない友人も居る。お酒をすすめられるのが嫌なのもあるかもしれない。

私と同様に誘われていた友人は、はっきりと断っていた。曰く「節約週間だ」そうだ。周囲は特に何も言わない。お店と彼の家との距離が遠いからだ。普段、家が遊び場に近いことは良いことだと言っている私でも、こんなときばかりは遠くに住むことをうらやましく思う。

昔、高校時代の友人らにも、こういった形で何度か誘われたが、そのころは断っていた。そのうち、いつのまにか誘われなくなり、気づけば疎遠になってしまった。そんなことがあってからは、多少の嫌だという感情だとか、多少の出費だとかは我慢してでも、こういう付き合いもある程度は許容すべきなのだと思うようになった。

もちろん、誘ってくれる友人を嫌っているわけではないし、お金を理由に断る友人をせめるわけでもない。そもそも、まるきり楽しくないわけでもない。きっと慣れていないのだ。慣れていないから、それを大切にしたいと思えなかったり、価値を見い出せなかったりする。もしかすると、私に慣れさせてやろうという意図があるのかもしれない。こんな文章を読んで「もう誘ってやるもんか」となったり、いちいち文句を垂れるような友人も居ないとは思うが、変に誤解されるのも困る。

とにかく、明日、おいしいお好み焼きが食べられるよう願いつつ、今日は寝る。明日もきっと寒いだろう。間違っても半袖で出かけないように注意したい。