ばんごはんのさんま

ばんごはんにさんまがでてきた。100円を切っている旬の食材。すだちと大根おろしがそえられていた。

豚や牛と比べて、魚ってすごく生き物を殺して食べているという感覚が強い*1。というのも肉片ではなく、丸々一匹目の前にドンってでてくるんだから、食べるためには、そいつの皮をむしり、肉をちぎり、はらわたをひきずりださなきゃならない。

今までに自分はどれくらいの生き物を殺して生きてきたんだろう。食べ物はもちろん、蚊やゴキブリやハエみたいな害虫も殺したはずだし、害のない虫も殺したし、飼っていた魚も殺したし、亀も殺した。鳥も殺したんだったけか。そりゃもうDIOじゃないけど*2、数えていられないくらいの数を殺している。

自分にはその命のすべてより価値があるかな。

そんなことを考えながら、さんまを食べた。おいしかった。ごちそうさまでした。

*1:ここでは刺身とかはなしでお願いしますね

*2:おまえは今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか、だっけか。